子どもの頃は包茎は珍しいものではありませんでした。
実際友人と見せっこしたこともあったのですが、特に自分だけ皮が多かったと感じたこともなかったです。
成長してからは友人のものを見ることはほとんどなく、自分が一般的でないとは思わなかったです。
マスターベーションも自分で不都合を感じたことはありませんでした。
それどころかいつか自然と皮は剥けるものだと思っていました。
でもいよいよ大人に近づいてくるとこれはまずいと思ってくるのです。お風呂にはきちんと入っていても汚れが残り臭いもあります。
真性包茎は手術でしか治らないと知ったのです。
でも幸いというのか不幸というのかわからないのですが、現実の女性とのセックスのチャンスも本当に数回ほどだったこともあり、真剣に手術は考えないで過ごしていました。
ところが職場で気になる人が現れたことから、このまま放置していてはダメだとの思いになってきたのです。
いざそのチャンスが訪れた時や万一結婚となると女性に嫌な思いをさせたり、不衛生な状態のままでのセックスを断られるのではないかと思い始めました。
意を決めて長年の気が重い状態でいた真性包茎から解放されたいと、切実に思っていてクリニックに行ったのです。
思い悩んでいた自分はなんだったのだろうと思わせてくれた医師に感謝です。